
気になる美容看護師のお給料。転職の際に気をつけたいことは「月給」だけ確認してはダメということです。月給以外に確認するべきポイントを実体験を含めて徹底解説していきます。
美容看護師は病棟看護師と比べて夜勤もないのに高給与のイメージがあると思います。稼いでいる美容看護師だと「年収1000万以上」という方も実際にいるので夢がある職業ですよね。求人情報に書いてある「インセンティブ」「ボーナス」は実際どのくらい貰えるのかなど気になる方も多いと思います。

美容看護師のリアルな給料事情をお伝えします
美容看護師の年収・月給の“相場”
美容看護師の年収は 約450〜600万円 、月給30〜40万円が相場目安です。
美容クリニックの場合は「月収」では無く「年収」で考えた方が良いと思っています。
理由としては
・月給以外のインセンティブ等の手当がある
・賞与は毎回高額支給されるクリニックもあれば、業績が悪いと貰えないこともある
月給が少なくても、賞与(ボーナス)やその他インセンティブ等の手当がプラスされると年収は上がります。クリニックの業績によってはボーナスが出ないこともあります。私もクリニックの業績が悪い為に貰えなかった事もありました。
ボーナスが貰えなかったとしても月給やインセンティブが高い場合は年収は高めになります。
病棟看護師と美容看護師の給料の違いと注意点
病棟看護師から美容看護師になって稼ごうと思っている方、求人情報の給料は美容看護師の方が高く見えますが次の注意点があります。
・住宅手当がつかない
・社食が出ない
現在の病院勤務で、給料は安くても住宅手当と社食で節約できている方は注意が必要です。この2つは美容クリニックでは基本的には無いことの方が多いです。
また、美容クリニックは都心に集中していることもあり23区内に引っ越す看護師も多いです。そうなると家賃は10万前後は必要になります。
給料が手取り30万だったとしても、家賃代を抜くと手元に残るのは20万になります。23区内に住むとなると家賃だけでなく食費などの生活費も全て上がります。

美容看護師に転職したけど、自由に使えるお金は病棟時代とあまり変わらない人もいます
インセンティブ制度
病棟看護師をしていると聞き慣れない「インセンティブ制度」美容クリニックではこの制度を設けている所は多いです。
インセンティブ制度は目標売上に達成すると報酬が発生する制度です。美容クリニックは病院と比べて「売上」を意識して働かなければなりません。スタッフのモチベーションを上げ、クリニックの売り上を上げる為にも「頑張ったら報酬がもらえる」といった制度がインセンティブ制度になります。
インセンティブ制度には「院内インセンティブ」と「個人インセンティブ」があります。
院内インセンティブ
院全体の売上目標が達成されるとスタッフ全員にインセンティブ手当が支給される制度。
個人インセンティブ
個人で作った売上に対して、達成スタッフのみに支給される
インセンティブで支給される金額やルールはクリニックによって違いますが、以前勤めた中で例を出すと
・院内売上¥3,000万達成したら5万円支給
・個人での売上¥100万達成したら2万円支給
といった感じです。個人売上の○%分が支給されるクリニックもあります。
院内インセンティブだけ、個人インセンティブだけのクリニックもあれば院内・個人どちらもある場合もありますし、インセンティブ制度自体がない場合もあります。
院内インセンティブ
院内インセンティブはクリニック全体の売上になるので、看護師だけでなく医師・カウンセラーもみんなで一致団結して協力して頑張ります。給料が増えるだけで無くチームプレイでの達成感もあります。私が今まで勤めていたクリニックだと院内インセンティブ制度の場合はクリニックの雰囲気が良いと感じました。
個人インセンティブ
個人インセンティブも自分の頑張りがそのまま給料として返ってくるので、やりがいはあります。個人インセンティブがモチベーションになる人もいれば、プレッシャーに感じる人もいるので個人差はありそうです。
また、個人インセンティブになるとスタッフ同士で売上の取り合いになり人間関係のトラブルになる火種になる事もあります。私が今まで勤務した3つのクリニック全部でこの個人インセンティブでのスタッフ同士のトラブルがありました。
インセンティブのないクリニック
インセンティブ制度がないクリニックもあります。
美容カウンセラーはインセンティブがある場合が多いですが、美容看護師はない場合もあります。インセンティブが無くとも基本給が高ければ、インセンティブが貰えるクリニックと年収が変わらない場合もあるので照らし合わせて確認すると良いと思います。売上を上げるこが苦手・プレッシャーに感じる人はインセンティブが無くて高給与のクリニックを選択するのも良いと思います。

「クリニックの売上が良い=看護師業務が増える」ので、忙しい月はお給料として反映してほしい、営業やアップせるが得意という方はインセンティブ制度がモチベーションになると思います。
指名手当
指名されると手当が付くクリニックもあります。
私は3つ勤めた中で指名手当が貰えたのは1つのクリニックだけです。無料で看護師を指名制度の場合は手当が発生しないのも納得ですが、指名料が¥1,000〜¥2,000発生するのに指名手当が貰えないクリニックもありました。
指名して頂くことは、美容看護師として嬉しくやりがいに感じることです。手当が貰えると更に嬉しいですよね。
ただこの指名手当もクリニックによって貰える金額が違います。現在の私の職場はお客様が払う指名料¥1,000を全額手当として貰っています。月に20人から指名してもらえれば毎月2万円給料が増えます。クリニックによりますが、指名手当だけで5〜10万円手当が付く事もあります。
営業やアップセルは苦手だけど「施術の技術や接客には自信がある!」という方は指名制度がモチベーションになるかもしれません。
「売上ノルマなし」と書かれていても
求人情報に「売上ノルマなし」と書かれていてもインセンティブ制度がある場合は、同じ看護師でも給料に10万以上差が出ることもあります。身近なスタッフが隣で活躍して給料に10万以上差が出るとノルマは無くとも羨ましく思ったりプレッシャーに感じたりするかもしれません。
月給以外に確認すること
月給以外に以下のチェック項目を確認しておきましょう。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本給はいくらか | 月給〇万円以上か、手当込みか確認 |
| 残業代は出るか | 残業代の有無、見込み残業のクリニックもある。平均○時間残業か確認 |
| インセンティブ等の手当 | インセンティブの形態・その他指名手当などあるか |
| ボーナス・賞与制度 | いくら貰えるのか、今までの実績 |
| 昇給・昇格制度の有無 | 昇給・昇格した場合の手当の金額 |
| 福利厚生・手当(通勤、住宅、美容社割など) | 住宅手当は出ない事が多い。美容施術を社割でどのくらい受けれるかは重要 |
| 労働時間・残業・休日の実態 | 日給いくらかを考える。 副業検討している人は要チェック |
| 副業はOKなのか | 副業を考えている方、副業込みで年収アップを目指す場合は確認 |
美容看護師は美容施術が社割でできる特権があります。給料が高く無くとも福利厚生が充実していれば美容施術代が節約できれば手元に残るお金は増えます。残業代も、残業代が出るのか残業は平均毎月何時間程度など知っておくと良いでしょう。
また、看護師は高給与の看護師単発バイトができる職業です。副業OKのクリニックもあれば副業NGのクリニックもあります。事前に確認しておきましょう。また、高給与だったとしても年間休日が少なければ日給が低くなる可能性もあります。副業を考えている方は特にお休みが多い方が副業に充てる時間が増え、副業の収入が増える可能性もあります。

給与だけでなく、色んな条件と照らし合わせて選べると良いですね
給料が低かったとしても
もし給料が低かったとしても美容看護師として成長できる環境であれば、スキルを身につけ数年後に違うクリニックの転職を機に年収をあげることも可能です。
将来、美容看護師としての年収を上げるのが目標だとしたら、高給与だとしても脱毛クリニックで勤めるのはスキルアップしにくく年収を上げる遠回りになる可能性もあります。

将来のキャリア形成も踏まえて考えれると良いですね
まとめ
・美容看護師の年収は 約450〜600万円 、月給30〜40万円が目安。
・美容クリニックの場合は「月収」ではなく「年収」で考える。
・インセンティブなどの手当やボーナスはクリニックによって大きく差がある
・年収以外にも美容の社割制度・副業OKかなどチェック
直接確認しにくい給料事情はエージェントに確認しましょう。
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