3院経験の現役美容看護師が失敗しないポイントを解説

美容看護師に転職希望の方、沢山ある美容クリニックの中でどのクリニックを選べば良いか迷いますよね。最近だと“倒産するクリニック”や“闇クリニック”などの噂も気になる点だと思います。
求人やSNSには良いことばかり書いてあって、どの美容クリニックを選べばいいか分からない、実際の働きやすさや人間関係がイメージできないと思います。

私が今までに3つの美容クリニックで働いた経験をもとに「転職で失敗しない!自分に合った美容クリニックの選び方」を徹底解説します。
自分に合った美容クリニックを選ぶステップ
理想の美容クリニック選びには以下のステップを踏んでみましょう。まずは自己分析が大事になるので「①理想の美容看護師像・キャリアを考える」「②美容クリニックに行ってみる」「③条件の優先順位を決める」を書き出してみて自己分析をしてみてください。その後は自分の性格・得意な事・苦手な事を考えながら自分に合う美容クリニックをイメージしながら探してみてください。
- 1理想の美容看護師像・キャリアを考える
“理想の美容看護師像”がぼんやりしていると、理想の職場を見つけれません
- 2美容クリニックに行ってみる
実際に行く事で働くイメージが付きやすく、理想の美容看護師像が見つけやすい
- 3条件の優先順位を決める(5つくらい)
優先順位を決める事で理想の職場とマッチしやすく、働き始めても不満が少ない
- 4美容クリニックの種類(外科・皮膚科・脱毛など)を知る
美容クリニックの種類が違うと仕事内容や条件がガラリと変わる
- 5
- 6自分の理想・優先順位に近い美容クリニックを探す
美容クリニックについてリサーチできたら、自分の理想の美容看護師像と優先順位とマッチする職場を探す
- 7100%を求めすぎず、“70〜80%理想ならOK”と考える
優先順位を軸に妥協できる所と妥協できない事を自分の中ではっきりさせる。
「理想の美容看護師像・キャリア」を見つける
給料や休みなどの条件で求人を探す前に「自分はどんな美容看護師になりたいのか?」 をはっきりさせることが大事です。
例えば…
・美容ナースとして、美容のプロフェッショナルを目指したい
・やりがいよりQOL重視。プライベートを優先させたい
・インフルエンサー看護師になってSNSも頑張りたい
・一生やるかは分からないけど、美容看護師を経験してみたい
・ニキビに悩んできたから、同じ悩みを持つ人に寄り添いたい
などなど
この“理想の美容看護師像”がぼんやりしていると、理想の職場を見つけれません。転職エージェントもあなたに合う美容クリニックを紹介しにくいです。
この理想の美容看護師像がしっかりしていると、理想の職場に出会いやすくなるだけでなく、働き始めてからもモチベーション高く楽しく働けたり、QOLや給料重視の人も割り切って仕事を続けやすくなります。
美容クリニックに行ってみる
実際に美容クリニックに行ってみると、どんな美容ナースになりたいかイメージしやすいです。
今はSNSで働いている様子を確認できますが、実際に美容クリニックに行ってお客様側を体験してみると仕事内容をイメージしやすいと思います。美容看護師の仕事内容は色々ありますが、仕事のメインはお客様の施術や対応です。クリニックによってお客様との関わり方が違うので、自分のなりたい美容看護師像を実際体験してみて考えるのもオススメです。
最近は採用面接時に「美容クリニックに行ったことはあるか」と聞かれることが多いので、自己PRの為にも一度体験してみると良いと思います。最近だと安い値段で治療を受けれるので、色んなクリニックに行って比較してみるのも良いと思います。

条件の「優先順位」を決める
理想の美容看護師像・キャリアが見えてきたら、次に条件の優先順位を決めます。100%自分の理想通りの条件の職場は難しいので働く上で自分の譲れないポイント・妥協できるポイントを考えましょう。
優先順位を決める重要性ですが…
・何を優先して何を妥協するかハッキリしておいた方が理想の職場を探しやすい。
・優先順位を決めておくと、働いていて不満が出てきても「私は〇〇を優先してこのクリニックを選んだ」と、自分の中で納得し仕事も続けやすくなります。
私の優先順位はこんな感じです
1. 仕事内容(やりがい)
2. 休み・働き方
3. 給料
4. 人間関係
5. 通勤時間(エリア)
人によっては
• 福利厚生(美容施術の社割)が充実している
• 副業OK
• SNSで発信OK
• ライフスタイルに合っている勤務時間
• ネイル・髪型などの自由度
• 定期的に勉強会やスキルアップの機会がある
なども、優先順位に入ってくると思います。
私の場合、一番大事なのは「仕事内容」です。仕事内容で譲れないポイントをさらに書き出すとこんな感じです。
・自分が主体となって施術できる美容皮膚科
・的確な治療方針を考える信頼できる医師がいること
・効果を出せる機械や治療メニューがきちんと揃っていること
・お客様に誠実である(適正価格・グレーなことをしない)
この譲れないポイントは、私が色んなクリニックで働いたからこそ出てくる内容だと思います。治療メニューや機械が少なくベストな提案ができない中、適正価格ではないと思うクリニックで働いていた時は心苦しく仕事が楽しいと思えませんでした。譲れない事は人それぞれ違いますが、参考にしてみてください。

休み・給料・人間関係は優先順位が高い方は多いと思います。



私の場合は「通勤時間・エリア」も重視しました。通勤が長すぎると疲労が溜まりやすいのでドアtoドア「30分」を目安に決めて転職しましました。また、美容クリニックはエリアによって客層も変わります。私が得意な客層は40代以降のお金にゆとりがある方達なのでそういった方達が多いエリアを選びました。
この「優先順位」をはっきりさせてから、今の「理想にかなり近い職場」に転職できました。3回の転職経験を経て、自分の理想とする美容看護師像をハッキリとさせたおかげです。
初めて美容看護師に転職した際は、私の経歴だと美容看護師になれるかもわからない状況だったので「雇ってくれて美容看護師になれるんだったらどんな条件でも良い!」と思っていました。「理想の美容看護師像」は自分の都合の良いように想像していて実際に勤め時にはギャップがあったし、休みや残業などの条件も後々不満になりました。
理想の美容看護師像は実際に2つ以上のクリニックで働いてみて「皮膚科の方が好き」「お客様に誠実なのが1番だな」「機械がたくさんある方が悩みに寄り添えるな」など具体的に出てくるようになりました。
美容看護師になったのが21歳だったのもあり、社会人として知らないことも多く思い返せば「情報収集不足」だったと思います。幸い良い転職エージェントさんにサポートしてもらえたので無事美容看護師にはなれましたが、もっとしっかり自分で情報収集とキャリア形成を考えれてたら良かったなと思います。9年前は美容クリニックも少なく、情報も少なかったので調べようが無かったことも原因でした。ですが今の時代は違います。美容クリニックも増え、安価な値段で実際にお客様として気軽に体験できるし、SNSで情報収集しやすいと思います。
100%理想の美容クリニックは存在しない
どの業種でも言えることですが、100%理想通りの職場はほとんどないと思います。
看護師は転職しやすい職業なので「他の美容クリニックの方が良さそう…」という気持ちはどうしても出てきます。また病棟から美容への転職の場合、病棟の方が組織としてしっかりしているのでそのギャップで些細な事が気になったり「もっとちゃんとしてる所で働きたい」と思う人もいます。私は3つの美容クリニックを経験しましたが、病院と比べるとどこのクリニックも組織としては弱いのを実感したのである程度は妥協をして受け入れています。
美容看護師は転職することでキャリアアップ、給料アップに繋がる事もありますが、同じクリニックで勤務し続けることでも給料アップや休みが増えたりと良い条件になりやすいです。転職するにしても数年は同じクリニックで働いた方が良いです。
理想に近いクリニックで働く事が1番ですが「100%理想通りは難しい」は常に頭に入れて置いた方が仕事が続けやすいですし気持ち的に楽になります。
最初に決めた「理想の美容看護師像」「優先順位」 を決めて置くと軸がブレないです。
私の現在の職場は以前勤めていた2つのクリニックに比べるとかなり理想に近いですが不満な面ももちろんあります。100%理想通りは難しいと思っているので数年勤務し続けることができ年収もお休みも増えて良い条件で働いています。
例:お給料重視の場合
• お給料は高い
• でも人間関係が微妙で忙しい
• 休みも少なくて疲れやすい
そんな状況になったとしても、「数年は稼ぐと決めていたし、これは自分で選んだ条件」と思えると、気持ちがブレにくくなります。
例:QOL重視の場合
• QOLは上がった
• でもルーティン作業が多くてやりがいが少ない
ルーティン作業で仕事がつまらなく感じたとしても「病棟時代にメンタルがボロボロになったから、QOLを上げることを一番に選んだ」と思い返せれば、仕事は続けやすくなります。
3つの美容クリニックで働いて分かったこと
私自身3つの美容クリニックを経験して、どこのクリニックも “良いところもあれば悪いところもある” と実感しました。
• スキルアップはできる
• 給料は安め
• 休みが少なく、連休が取りにくい
• 人間関係は閉鎖的で風通しが悪い
• スタッフ同士は仲が良い
• でも経営方針が合わない
• 忙しすぎて疲弊しがち
• 治療メニューが少なく、スキルアップしにくい
・的確な治療を決めれる医師がいない
…などなど(ここには書ききれないことも正直あります)
私の現在の職場は以前勤めていた2つのクリニックに比べるとかなり理想に近いですが不満な面ももちろんあります。100%理想通りは難しいと思っているので数年勤務し続けることができ、年収もお休みも増えて良い条件で働いています。
今の職場は「70〜80%理想」で十分幸せに働けています。
100%を求めるとどこに行っても不満が出ますが「70〜80%理想なら充分」くらいの感覚でいると、気持ちも楽になり、モチベーションも保ちやすいです。
理想の職場に出会えたのは
・2つのクリニックで働いて自分の譲れないポイントが見えた
・それぞれの働き方のイメージが持てるようになったこと
・妥協できるようになったこと

この2つが大きかったです。私は転職を機に理想の職場を探すポイントを掴めましたが、これを読んでいる皆様には私みたいに失敗せずに転職が成功するよう、私の実体験が参考になればと思います。
最初のクリニック選びは大切
「最初の職場選びはかなり重要」です。
・最初の美容クリニックが良くないと美容業界自体が嫌になる
・ 次の転職に影響がでる
最初のクリニック選びに失敗してしまうと、美容業界自体が嫌になり病棟に戻ったスタッフも見てきました。私は最初に勤めたクリニックで美容医療の良さとやりがいを知ったので美容業界自体は嫌に感じることはありませんでした。美容業界自体を嫌になって辞めていくスタッフを見て「本当は素敵な仕事なんだけどな」と悲しい気持ちにもなりました。
また美容クリニックから他の美容クリニックへの転職する場合にも採用に有利になる為には、最初に勤めるクリニックはできれば3年以上勤務してスキルアップできるところが理想です。応募条件の中に「美容経験者○年以上」「脱毛クリニック除く」など記載がある場合もありますし、人気クリニックはベテラン美容ナースがライバルになる可能性も高いのでスキルアップや経験年数は重要です。美容クリニックから保険診療に転職する場合でも短すぎる職歴はマイナスになる可能性もあります。
美容クリニックの種類を知る
同じ美容クリニックでも「美容外科」「美容皮膚科」「脱毛専門クリニック」では仕事内容もガラリと変わります。一概に美容といっても幅広いです。
理想の美容看護師像や優先順位の軸が立ったら、どの種類の美容クリニックが合っているか探しましょう。
まずはどんな美容クリニックの種類を知ることが大切です。

会社の規模感や経営形態もチェックする
美容クリニックの種類だけで無く、会社の規模感や経営形態もとても重要です。大手なのか、個人院なのか、経営者が医者(開業医)か医者じゃないかによって働き方もガラリと変わります。
あまり注目されてませんが、経営者が医者が医者じゃないかは重要なポイントだと思います。


まとめ
失敗しない美容クリニック選びには「とりあえず条件が良さそうだから応募する」ではなく、自己分析と情報収集が大事になります。そうすれば、実際に働いてみたら違ったという事も防げます。自分の理想の軸が立ったら、エージェントに相談し美容クリニックを選びましょう。勤務条件の詳細やクリニックの形態などの詳しい情報はエージェントから情報収集できます。
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