

レーザーの名前って機械もたくさんあって混乱する。同じ機械なのに「ピコレーザー」と呼ぶし「ヤグレーザ」とも呼んだり。

最初は混乱するよね。実は”3つのポイント“を押さえておけば、ある程度機械の機能が把握できます。
美容ナースをしていると、勤め先のクリニックにはない機械でも担当するお客様が別の機械の治療を受けていたりします。「1ヶ月前に〇〇レーザーしたんですけど~」といった質問をされることは良くあります。今たくさんの機械があるので全部の機械を把握するのは難しくても、どんな機能があるかはざっくり把握しておきたいですよね…!
今回はそんな 「レーザーの名前と押さえておく3つのポイント」を紹介します。
3つのポイントをお伝えする前に気をつけたい点があります。「レーザー名」と「機械名」がごちゃつきやすい点です。
例えば、ピコレーザーの機械には「ピコシュア」「ピコウェイ」「エンライトン」という別々の機械名があるといった感じです。
パソコンで例えると同じパソコンという機械でも「MacBook」「Windows」があるのと同じイメージです💻
ピコレーザーとはピコ秒で照射するレーザーのことです。同じピコレーザーでも開発している会社が違うと名前も機能(スペック)も違います。

「○○レーザー」と呼ぶ代表的な3つの呼び方
冒頭にもお伝えした押さえておくべき3つのポイント…!
①波長の長さ(光の長さ)による呼び方
②パルス幅(照射時間)による呼び方
③照射方法による呼び方
この“3つの呼び方”を押さえておけば、ある程度機械の機能が把握できます。

私は初めて知る機械は大体この3つを把握するようにしています。
①波長の違いによる呼び方
波長の長さにより呼び方が変わります。
主な波長です↓ 波長の短い順から…
532nm KTP(YAG)レーザー
585nm ダイレーザー
694nm ルビーレーザー
755nm アレキサンドライトレーザー
800~940nm ダイオードレーザー
1064nm NdYAGレーザー
1550nm EGlassレーザー
2940nm ErYAGレーザー
10600nm 炭酸ガスレーザー
など波長によって名前が変わります。波長の名前は主に作られている材料が名前の由来になっています。

波長が違うと効果が違うので治療法や目的も変わってきます。シミ治療は短い波長のレーザーを使いますが、ホクロ除去等皮膚を蒸散させるような機械は長い波長のレーザーを使います。
波長の名前から読み取れる機械の特徴はたくさんありますが、その為にも波長の理解は必須です。
↓波長について詳しくはこちら↓
②パルス幅による呼び方
パルス幅(照射時間)によっても呼び方が異なります。
時間の単位の違いによりミリ秒、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒という呼び方がありますが…
ミリ秒→ロングパルス
ナノ秒→ショートパルス
ピコ秒→ショートパルス
とも呼ぶので美容看護師をしていたら「ロングパルス」「ショートパルス」もよく聞くワードだと思います。

上表にあるように、パルス幅が違うと効果も変わるので治療法も変わってきます。脱毛はロングパルスでないといけないし、シミ治療はショートパルスで行います。
パルス幅によるレーザーの呼び方で機械の特徴がある程度読み取れます。
↓パルス幅について詳しくはこちら↓

③照射方法の違いによる呼び方
「フラクショナルレーザー」のフラクショナルは“点状照射”という意味です。点状に照射するという照射方法なので、何の機械を使用してフラクショナル照射するかで効果も変わってきます。炭酸ガスレーザーのフラクショナルなのか、ピコレーザーのフラクショナルなのか、最近話題の機械だとルビーフラクショナルもあります。
↓フラクショナルについて詳しくはこちら↓
「トーニング」とはtoning=整える
肌の色調を整え、肌全体を整える効果があることからトーニングと呼ばれています。
「スポット」とはそのままスポット照射という意味でピンポイントに照射する方法です。シミのみをピンポイントに破壊する為の照射方法です。
スポットという呼び方もピコレーザーの登場により
「ピコトーニング」か「ピコスポット」の認知が広がり浸透した印象です。
ちょっと話逸れますが、業界の中でも呼び方の癖みたいなのがあるなって思ってます。
例えば…
「ミリ秒レーザー」「ナノ秒レーザー」は美容医療のスタッフ間だけで使用し、患者さんからは知られてない印象です。ミリ秒の別称「ロングパルスレーザー」の方が患者さんからの認知度が高い気がします💭
脱毛レーザーの場合はどの機械もミリ秒レーザー(ロングパルス)なのは共通なので、呼び方はヤグ、アレキ、ダイオードなど波長の名前で呼ばれることが多いです。
比較的最近登場した「ピコ秒レーザー」はピコ秒で照射できることが注目され、患者さんの間でも「ピコレーザー」として覚えられている印象です。
逆にナノ秒レーザーは「Qスイッチ」と呼ばれることが多いです。波長もプラスして「Qヤグ」とかですね…

や、やこしい…
機械名まとめ
ここからは機械名も混じえてお伝えしたいと思います!
波長・パルス幅・代表的な機械名をまとめてみました!
(全ての機械ではないです)

表の「ヤグレーザー」「ピコ秒」の欄の機械である「エンライトン」の部分を見て頂くと

「エンライトン」はヤグレーザーでもありピコレーザーでもあります。(KTP532nmの波長も出せます)
また3つの照射方法が可能なので「ピコトーニング」「ピコスポット」「ピコフラクショナル」という呼び方の違いもあります。
エンライトンの呼び方
・ピコレーザー
・ヤグレーザー
・ピコトーニング
・ピコスポット
・ピコフラクショナル
ピコトーニングとピコフラクショナルを同時に照射する「ピココンビ」という呼び方もあります。またクリニック独自で色々名前をつけている場合もあります…(「〇〇流シミ取りレーザー」とか)
つまり、エンライトンという機械を使う治療でもいくつも呼び方があるということです。
他のクリニックで治療を受けた患者さんからは「フラクショナルを受けた」「ピコっていう機械を使った」などざっくり教えてもらうことが多いです。なので詳しくどんな治療だったかや経過を聞いたりします。
全部の機械を覚える必要はないと思いますが「①波長②パルス幅③照射方法」この3つの呼び方を押さえておけば知らない機械の特徴もある程度理解しやすいかと思います
お客様もこんなに色んな名前があったら混乱しますよね。
また、お客様から機械について質問を受けることもあるかと思いますが(以前ほかのクリニックで○○を受けた等)知らないない機械を調べるときも「①波長②パルス幅③照射方法」をチェックすると機械について理解しやすく質問にも具体的に答えれるようになるかと思います。

またこの3つの要素はレーザー治療において大事なので理解しておきたいポイントです✍🏻
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